タラント

【読み】たらんと
【英】talent
【参照】賜物
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タラントキリスト教聖書用語辞典
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解説
  1. 貨幣の単位。莫大な金額に値する量の銀や金。1タラントンは、1人の人が約10年間働いて手にする金額と考えられました。
  2. 神様から与えられた才能、天分


才能(talnet)があってもなくても、ラジオやテレビに出演している人たちのことを日本ではタレントといいますが、この言葉は聖書のタラントという言葉に由来しています。英語の”talent”はもともと『(神様から与えられた)才能、天分』という意味ですが、聖書では貨幣の単位として使われています。1タラントは6千ドラメクに相当します。1ドラメクはローマ時代の銀貨で1デナリオンに相当します。すなわち成人男子が一日働いて得る報酬に相当するものです。現代の価値でいうと約一万円相当でしょう。つまり1タラントは約6000万円ということができます。このタラントの話は、新約聖書では二回出てきます。そのうちの一回は有名な寓話『タラントのたとえ』の話です。

「ある人が長旅に出かけるときに、3人の使用人に財産を預けました。それぞれの力に応じて、Aには5タラント、Bには2タラント、Cには1タラントを預けました。主人の留守中、AとBは預かったお金で商売をしそれぞれ倍に増やしましたが、Cだけは1タラントをそのまま地中に隠して保管しておきました。旅から帰った主人はAとBを大いに誉めましたが、Cには「銀行にでも預けておけば利子がついたのに。」とCの怠慢さを叱りつけCに預けた1タラントもAに与えるようにいいました。」(マタイ25:14-17)

昨今は銀行や証券会社がつぶれてしまう時代ですから、『タンス預金』よろしく、タラントを地に埋めてしまうのが一番安全かもしれませんが、それでも才能は働かせるために各人が神様から預かっているものですから、働かせる人の才能はますます豊かになり、働かせない人は持っている才能まで失ってしまうというお話です。

私たちは自分の長所や特長を、隠してしまうことなく、よく活かすことのできるように心がけなければなりません。自分に与えられたタラントをよく使って、さらに磨けばきっと素晴らしい神様の祝福があるでしょう。

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